やる夫が第506統合戦闘航空団を設立するようです ~B部隊編~
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ワールドウィッチーズ-企画記事-
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ジーナ・プレディ中佐。
リベリオン陸軍第352戦闘航空群第328戦闘飛行隊の飛行隊長として活躍していた。
この部隊は元々ブリタニアに派遣されていた部隊だったのだが、、
というように、ガリア解放後はベルギカの国境に近いとある農場に基地を設けた。
ちなみにその基地に駐留していた際には小型ネウロイを連続で6機撃墜という快挙を成し遂げたが、「あれは501JFWが退治した残りカスに過ぎない」と謙遜したコメントを残している。
ブリタニアにいたことで、リベリオン人でありながらも、ブリタニア訛りとなったことが、506JFWに送り込まれた理由の一つでもある。
人柄としては堅実で、暇さえあれば訓練だったり、部下への指導を行ったりと穏やかな人柄から部下からの信頼も厚い優秀な指揮官である。
固有魔法は「ホークアイ」と呼ばれる、遠距離視と高い動体視力を合わせたものであり、呼び名の由来は合同で作戦を行っていたブリタニア軍のウィッチによるものである。
元々素質は高いウィッチではあったが、撃墜数は伸びなかった。その理由とは、、、、
訓練中の事故や機銃の暴発といった不運に巡り会う事が多く、「アンラッキー・プレディ」とまで呼ばれていた。
しかし、クハネック軍曹(※女性)が担当兵器員についてからはユニットや武器の不調は一切発生することはなかった。
ちなみにプレディ中佐はあまり容姿を気にするタイプではないため、部隊のイメージのためにクハネック軍曹がプレディ中佐の整髪をしていたという。
元々このクハネック軍曹は軍に入る前には理容師見習いをしていたので、整備以外にも理容師をして活躍した。プレディ中佐は彼女のことをとても信頼しており、ストライカーの片側には床屋のサインポールのような塗装が施されている。
※サインポール
というように、アンラッキーのあだ名を返上できると喜んでいたプレディ中佐だったが、1944年12月25日。
※ストライクの世界にサンタもクリスマスもありません。
ベルギカ上空でネウロイと戦闘中にリベリオンの対空砲火でユニットが損傷し、雪の中に墜落して再び負傷。
懸命の治療によって一命は取り留めたものの、すぐには戦闘任務への復帰は難しかった為に、新部隊の司令官候補として療養も兼ねて第506統合戦闘航空団に送り込まれた。ちなみに元ネタの人はこの日にお亡くなりになられております。
カーラ・J・ルクシック。
前述のジーナ・プレディ中佐の部下として同じ部隊で活躍していた。
というようにリベリオンが最高であると公言しているが、一方で好奇心は旺盛であり、欧州に派遣されてからは、欧州文化の吸収もとても早く、地理的知識にも詳しくなった。
ブリタニア駐留時にはカールスラント軍と共同作戦を行っており、カールスラント人との交流もあったことが、506JFWに派遣された要因の一つだろう。
欧州の地理に詳しいこともあり、ルクシック中尉は偵察任務にて道案内役として同行することが多かったが、「ストライクウィッチーズ劇場版」にて506JFWが通信妨害のせいで分断された時もプレディ中佐の道案内役として任務に出ていた。
ディジョンにいるB部隊は戦闘継続時間を延ばすため、情報の入手のために前線に近いナンシーへと移動した。
先行部隊としてプレディ中佐とルクシック中尉がナンシーに向かっていたが、その際にネウロイと遭遇、そして大型ネウロイと戦っていたA部隊にも遭遇し、遅れてやってきたB部隊と共に、その大型ネウロイを撃破した。
ちなみにその大型ネウロイは劇場版で501JFWが戦ったX-26に比べると小ぶりだが、強力な大型ネウロイであり、A,B両部隊揃っての初めての大規模実戦となった。
その戦闘の後、セダンとナンシーの間くらいに位置するメスにて燃料不足のため緊急着陸し、A部隊B部隊での共同生活がしばらく行われていたが、その際にB部隊からの物資にあったコーラは意外にも好評だったという。
なお食糧は一部の人間をのぞいて不評だった模様。
(※スパム、扶桑のドヤ顔ねーちゃんだったかどうかは不明。)
マリアン・E・カール。
こちらは前述の2人と違って、リベリオン海兵隊のウィッチである。
リベリオンの大家族農家に生まれ、苦学生として機械工学と航空力学を学んでいるとウィッチの能力が出現。
ウィッチの能力に優れていたため、特別任官の声もあったが、特別扱いを嫌い、正規の教育と試験を受けて任官した努力家である。
506JFWに配属されて、貴族に対する視線が厳しいのも、苦学生だったことと、特別扱いされることを嫌っていることからだろう。
海兵隊に配属されてからは紅海や地中海方面で活躍していたが、新たな上陸支援用部隊設立の為に、扶桑との連絡任務に就き、扶桑では横須賀に配属された。
同じく配属となった竹井大尉との模擬戦のフィルムは、後々映画となり、世界中を沸かせることになる。
横須賀に配属されていた時期での研究により、扶桑とリベリオン共同での空母による作戦が実施され、508JFWの設立の切片となっている。
また、スピード記録に挑戦するのが夢で、以前に501JFWのイェーガー大尉と交流し、機体の速度向上に関してレクチャーを受けている。
というように、普段は口の悪いカール大尉も、イェーガー大尉の前では借りてきた猫のようだったという話もある。
また、イェーガー大尉が愛用するP-51の強化試作機であるXP-51のテストが506JFWのB部隊にて行われることになった際、元々テストを行うはずだったルクシック中尉に代わって、テストを行った。
というのも、完成度の高いP-51の高速試験であり、またイェーガー大尉が音速の壁を越えたという噂もあったため、彼女がテストを懇願したという。
ちなみにこのテストはカール大尉の知らない内に大事になってきており、軍の報道カメラマンも多数見学に来ていたという。
※ルクシック中尉に渡された「機体と同じく極限まで軽量化され、エーテル整流効果を高めた試作飛行服」を着てテストに挑むカール大尉。
※テスト終了後、ルクシック中尉に「ハメられた」カール大尉の悪態を見るも、スラングの意味が全く分からないグリュンネ少佐。
ジェニファー・J・デ・ブランク。
カール大尉と同じくリベリオン海兵隊のウィッチである。
リベリオンに移住したヒスパニア貴族の末裔だが、彼女自身はリベリオン生まれでリベリオン国民という意識を持っている。その家柄ゆえに高い教育を受けたため、欧州事情に詳しい。
血筋的にはA部隊でもおかしくはないのだが、リベリオン主導のB部隊へ配属となった。
優しくて、穏やかな物腰の優等生タイプの彼女が、リベリオン海兵隊にいるのはこのためである。
やる時は大胆になる彼女のエピソードとして、地上ネウロイに対する攻撃部隊を誘導する作戦中に、多数のネウロイから襲撃を受け、被弾しつつもこれを撃退した。
しかし、僚機から燃料漏れを指摘されても、任務完遂後に後退を指示されても、それらを無視して攻撃部隊が撤退するまで護衛を続けた。
この勇敢な行為が称えられ、リベリオン議会名誉勲章と大統領感状が贈られている。
また、以前は数学や物理の先生を目指しており、今も基地内で勉強を続けている。
その結果、レーダー装置や誘導装置などの電子機器の扱いにも長けており、それらの修理や保守点検を手伝うこともある。
同じ海兵隊のカール大尉も機械工学などを学んでおり、いわゆる理系女子といったところだろうか。
電子機器の扱いに長けているため、ナイトウィッチの訓練を行ったこともある。
リベリオンには夜間戦闘のノウハウがあまり蓄積されておらず、506JFWでもB部隊の担当空域は、夜間はA部隊のウィトゲンシュタイン大尉や他の部隊のウィッチがカバーしていた。
ガリアの新聞で506JFWのこのような体制を揶揄するコメントがあったりと、色々な問題点があったため、リベリオンはガリアにナイトウィッチを配備しようとする、、
といっても、ナイトウィッチ用のユニットがあるわけでもなく、使用に難ありとされていたF7Fストライカーをナイトウィッチ用に改造したユニットと、夜間戦闘を補助する重火器やレーダー装置をガリアに送った。
しかし、506JFWが担当する地域はそこまでネウロイの活動が盛んではなかったため、形式上のナイトウィッチがいれば、広報的には問題はなかった。
そこでナイトウィッチの訓練に選ばれたリベリオンのウィッチがデ・ブランク大尉である。
A部隊からは指導役としてウィトゲンシュタイン大尉が選ばれ、共に訓練を行った。
記録班の方で少しトラブルが起こったようだが、無事に訓練は終わり、デ・ブランク大尉のリポートはリベリオン本国でのナイトウィッチ育成に生かされているという。
つづく
なんか506小説のこれからのお話をネタバレしてる気がする、、。